SEO対策の必需品|Google Search Console

目次
1:Googleが提供している最強SEOツール
2:GoogleとのコミュニケーションツールとしてのSearch Console
3:ペナルティの詳細確認
4:検索されたキーワードを知ることが可能
5:サイトへのリンク元の情報取得
6:サイトのインデックス情報の取得
7:クロール統計とクロールエラー
8:まとめ

1:Googleが提供している最強SEOツール

みなさんはGoogleが無料提供しているSearch Consoleというツールをご存知でしょうか。
SEO対策を行っている方であればその名前を聞いたことはあるかと思いますし、既に使い倒している方も少なくないことと思います。
もしもまだ導入されていない方は、是非とも導入されることをおすすめします。
多機能で、はっきり言ってこれ以上の情報の宝庫は無いのではないかと言っても過言ではないくらい便利なツールです。

導入方法については、当サイトの「e-bookダウンロード」にある「SEO対策のとりあえずやるべき20」で解説していますので、是非ともダウンロードしてみてください。

e-bookダウンロードページ
https://digimas.jp/ebook/

さて、SEO対策に取り組んでいる、または取り組もうとしているみなさんのほとんどが、Googleでターゲットキーワードでの検索上位表示を目指していることと思います。
上位表示を狙うなら、Googleにどのように認識されているかを知ることはとても重要ですよね。

ですが、その情報を持っているのはGoogle以外には存在しないわけで、サードパーティーから提供されるツールでは統計であったり予測等の客観的データに基づく情報は得られても、Google内部の主観的データを得ることはできません。
それを得られる唯一のツール、それがGoogle Search Consoleなのです。
この項の見出しに“最強SEOツール”と銘打ったのもあながち大袈裟ではないでしょう。

2:GoogleとのコミュニケーションツールとしてのSearch Console

Google Search Consoleで得られる情報は様々で、日々機能拡張がされており、本稿で語り尽くせないくらい多機能ですが、まずご案内したいのがメッセージ機能です。
このメッセージ機能はGoogle Search Consoleのメニューの最上段に配置されている機能で、Googleからのメッセージがこちらに届きます。

届くメッセージは様々で、例えば「404ページが大量に発生してますよ~」であるとか、「パフォーマンスを改善できる箇所がありますよ~」といったGoogleからのアドバイスは元より、「あなたのサイトがウィルスに感染してるから直して!!!」といった注意喚起などもこちらに届きます。
注意喚起の一つとして、「あなたのサイトでガイドライン違反が見つかりました!」といったメッセージから、いち早くペナルティを課された事実を知ることができるなど、様々な側面でのGoogleとのコミュニケーションツールだったりもします。

Google Search Consoleを導入した後は、最低でもこのメッセージは毎日確認されることをお奨めします。

3:ペナルティの詳細確認

ペナルティの詳細確認のイメージガイドライン違反を指摘するメッセージが届いた際、もしくはその後しばらくして、Googleからのペナルティにより、検索結果の順位が暴落したり、酷い場合にはインデックスから削除されてしまうなど、日々の努力が水の泡と化す可能性が高いので、可及的速やかに対処しなければいけません。
何がガイドライン違反なのか心当たりがあれば良いですが(ガイドラインは遵守しましょうね!)、無意識の内にガイドライン違反を犯してしまっている場合は、一体何がいけないのか、しばらく途方に暮れた後に、しらみつぶしに改善を図らなければなりません。
ですので、予めウェブマスター向けガイドラインを熟読し、ガイドライン違反をしないように日ごろより注意を払うことが大切です。
ウェブマスター向けガイドラインに関しては、弊社運営のガイドライン.comでも解説していますので、是非ご覧ください。

ガイドライン.com
https://xn--eckaw1jwglc.com/

Googleは自動的にウェブスパムに対応する一方で、手動での対策も行うことにより、スパムサイトの排除に取り組んでいます。
その対応内容の情報共有してくれるのが「手動による対策」です。
「手動による対策」はメニュー内の「検索トラフィック」のサブメニューとして提供されており、対策内容によっては、一部の具体的な対策対象を例示してくれる場合もありますので、万が一ペナルティを課されてしまった際はこちらに掲載される内容を元に、ペナルティ要素の排除に取り組みましょう。
但し、酷い場合ペナルティ解除に数年を要するケースも決して少なくありませんので、くれぐれもガイドライン違反のない健全運営を心掛けるようにしましょう。

4:検索されたキーワードを知ることが可能

検索されたキーワードを知ることが大切のイメージ日本では対応が遅れているそうですが、世界的にセキュリティへの意識が非常に高まっており、数年前よりSSL化への取り組みが強化されており、直近では国内でもhttps化に対応しているサイトもかなり増えています。
数年前まではGoogleを始めとする検索エンジン経由での流入したユーザーがどういったキーワードで検索したかという情報(リファラー・キーワード)をアクセス解析ツールで取得可能でしたが、現在ではGoogleもYahoo!もSSL化され、リファラー・キーワードは取得できなくなっております。

しかしながら、Google Search ConsoleはGoogle内部の情報を開示してくれるツールであることもあり、Googleでどのようなキーワードで検索された結果にあなたのサイトが表示され、その検索結果がクリックされたのかという情報を提供してくれています。
それが「検索トラフィック」メニュー内のサブメニューの「検索アナリティクス」という機能となります。

この機能では、最大で直近90日間に上記の情報を提供してくれる機能で、指定の期間での表示回数、クリック数、クリック率、期間の平均順位を最大999キーワードまで取得することが可能です。
また、同情報をデバイス別で調査することも可能なため、デバイス別にどういったキーワードで訴求していくのが有効かを考える上で大変ありがたい機能です。
なんて便利なのでしょう!

しかも、ページ毎にフィルタリングすることも可能なので、例えば「特定の期間に特定のページにPCでアクセスしているユーザーがどういったキーワードで検索しているのか」などといった情報を得ることができ、サイトを運営していく上での戦略策定にも活用できてしまうのです。
尚、それらの情報をファイルでダウンロードまでできてしまうという、至れり尽くせりなこの機能は、私がSEOに携わらせて頂いている中で最も活用している一つです。

5:サイトへのリンク元の情報取得

GoogleにもYahoo!にも(今ではYahoo!はGoogleのエンジンを採用していますが)「link:ページURL」という検索構文によって、指定のページへのリンク元の情報を返してくれる機能があります。
かつてはある程度信憑性の高い情報が得られたのですが、現在ではあまりあてにならない情報しか得ることができないと言える状況にあります。
それをカバーする形(という訳ではありませんが)で非常に有効な機能もGoogle Search Consoleには備わっています。それが「検索トラフィック」メニュー内のサブメニューの「サイトへのリンク」です。

この機能でも流石に全件とはいかないものの、かなりのリンク元情報を得ることが可能で、「リンク数の最も多いリンク元」にてどのようなサイトからのリンクが多く張られているのか、「最も多くリンクされているコンテンツ」にてどのページが多くのリンクを受けているのかを把握することが可能です。
さらに、それらのリンクがどのページに貼られているのかを知ることができます。
それらの情報についてもファイルでダウンロードが可能で、ダウンロードファイルには、Googleがそのリンクを最初に認識した日付も含まれています。

この機能により日々の外部リンクの増加からサイトの成長を見ることもできたりはしますが、この機能をフルに活用するケースとしては、外部リンクによるペナルティを課された際の、リンク解除対象の抽出があります。
ページランクを高める目的で意図的に対価を支払って外部リンクを増強する取り組みはガイドライン違反となりますが、悪意の第三者により貼られてしまった外部リンクによりペナルティの対象となってしまうケースもあり、そういった場合はこのサイトへのリンクにて外部リンクを抽出し、リンク除外に向け取り組まなければなりません。

前述の「link:構文」がほとんど役に立たなくなった今、無料にてリンク除外の手助けになるツールは、Google Search Consoleのこの機能以外にも無い訳ではありませんが、有料・無料を問わず最も有効なツールはこの機能といえるかと思います。

6:サイトのインデックス情報の取得

前述の「link:構文」とならんでよく使われる検索構文として「site:構文」があります。
この構文は指定したディレクトリ配下のインデックス数を返してくれる検索構文なのですが、「link:構文」ほどではないものの「site:構文」の信憑性も高いとはいえないというのが実状で、最も信憑性が高いインデックス状況の把握にはGoogle Search Consoleの「Googleインデックス」メニュー内のサブメニューの「インデックス ステータス」を活用するケースが多いです。

この機能では特定のページがインデックスされているか否かまでは把握することはできないのですが、Search Consoleに設定したプロパティ内でのインデックス数を知ることができます。

7:クロール統計とクロールエラー

この記事をお読みのみなさんは日々SEO対策に取り組まれていることと思いますが、その日々の努力もGoogleに知ってもらえなければ意味がありませんよね。
しかし、稀にサイトの仕様が検索エンジンのクローラーに優しくない、いわゆるクローラビリティの低い仕組みになっている場合があります。
何らかの仕様変更によってクロール導線が断たれてしまい、検索順位が下落する場合もあります。
そんな状況に素早く気付くためにも有効な「クロールエラー」ならびに「クロールの統計情報」という機能が「クロール」メニュー内のサブメニューとして用意されています。

この機能が無かった場合、クロール導線が断たれた状態に気付くことができず、知らず知らずの内にランキングが下降していたなどということも起こり兼ねません。
しかしここを小まめにチェックしていれば、どんなところでクロールエラーが発生しているのかが分かりますし、それによってどう対処すべきかも早々に検討できます。
仕様変更していない場合であってもマメにチェックする癖をつけておくと万が一の場合の痛手を最小限に留めることができますので、前述の項目も含め確認癖をつけるようにしましょう。

8:まとめ

ここまで説明した機能はGoogle Search Consoleの機能の一部に過ぎません。
まだ他にも有効な機能がありますが、本稿ではこの辺りに留め、別の機会にご案内しようと思います。
取り敢えず、既に導入している方は大いにご活用頂き、まだ導入されていない方は弊社運営のガイドライン.comをご覧の上、フルにご活用ください。

ABOUTこの記事をかいた人

【合同会社オリオンワークス/代表】 1992年 中小広告代理店にて新聞・雑誌等紙媒体を中心に営業および制作業務を担当。1999年にデジタル部門を立ち上げ、同年よりSEOサービスの提供を開始。2005年に大手ネット専業広告代理店に営業職にて入社。翌々年SEO部門長就任以来一貫してSEO事業に従事。
2017年1月に合同会社オリオンワークスを設立。DigimasではSEO関連記事を担当。