純広告とは?特徴から実際の料金、成果を上げるコツを徹底解説

目次
1:純広告とは?
2:主な使い方
3:メリット・デメリット
4:主な料金形態
5:主なターゲティング手法
6:クリエイティブの種類
7:主な媒体
8:純広告で成果をあげるためには

1:純広告とは?

純広告とは、掲載期間や掲載量などの基準を元に、特定のメディアの特定の枠を買い切るという広告手法です。
「広告」という言葉を使った場合に最もイメージしやすいものがこの純広告なのではないでしょうか。
例えば駅の看板やポスター、新聞紙面に掲載されている広告と同様に、特定のウェブサイトの一部にバナー画像等の広告を掲載するという手法です。
リスティング広告をはじめとした「運用型広告」と対比した概念の「予約型広告」の代表例として挙げられることも多い広告手法です。

2:主な使い方

純広告は、数あるネット広告の中でも最も認知・ブランディング等に使われる手法です。
もちろん掲出するメディアによって様々特徴はあるものの、リーチを確保しやすく、クリエイティブ表現も自由度が高い枠が多い傾向にあります。
また、購入する枠を事前に予約して買い切るため、想定どおりの広告表示を確保することができます。

こういった特徴があることから、多くの人に自社商品を知ってもらうための「認知促進」「ブランディング」を目的とした広告に活用される機会が多い手法です。
特に多くの人が訪れるWebサイトや一定の権威があるWebサイトであればその効果は非常に大きなインパクトがあります。

一方で、リスティング広告をはじめとした運用型広告のように、掲載期間や予算設定、入札管理などをマニュアルでコントロールすることができません。
また、Webサイトの他コンテンツを閲覧しているユーザーにバナー広告等をみせるといった、どちらかというとPUSH型の広告手法ですから、購入・申込みなどのアクションに結びつきづらいという傾向もあります。

3:メリット・デメリット

[メリット]
■出したいメディア、出したい広告枠を希望通り押さえることができる
■表示回数・掲載期間等が発注時点の計画通りに掲出される
■有力メディアを活用し幅広いリーチを確保できる枠が多い
■クリエイティブの表現力が高い枠が多い

[デメリット]
■掲載期間や掲載内容がコントロールしにくい
■成果に応じて入札等で費用対効果をコントロールできない
■直接的な販売、申込みに繋がりにくい

4:主な料金形態

多くの媒体が以下2点いずれかの課金形態を取っています。
いわゆる「予約型」といわれる広告枠の購入方法で、わかりやすい費用形態となっている場合が多いです。

インプレッション保証

「広告の表示回数◯回に付き◯円。」というように広告表示回数に対して広告費を支払う形態。
純広告の場合はまとめ買いが基本ですので、50万回とか100万回など、そういった単位ごとに広告を購入する方法です。

期間保証

広告掲載を行う期間ごとに広告費を支払う形態。
例えば、「1週間掲載につき◯円。1ヶ月掲載につき◯円。」といった形態です。
こちらの買い方はあまりインターネット広告に詳しくなくてもイメージしやすいのではないでしょうか。

5:主なターゲティング手法

純広告は基本的に配信する「面」を指定することで、ターゲティングしたいユーザーを捉えるというものではあるものの、現在は多くの媒体で配信対象ユーザーにターゲティング設定をかけ合わせて配信することが可能です。
一般的に純広告で設定できるターゲティングについては以下の種類があります。

デモグラフィックターゲティング

ユーザーの年齢や性別を指定して広告を配信する手法です。
年齢については媒体によって1歳単位で指定できるものや“◯歳~◯歳”というように年齢幅を指定するものもあります。
広告主の多くはターゲットとする年齢・性別等にペルソナを持っていることかと思います。
この機能を併用することで、ターゲットとなるユーザーによりピンポイントにアプローチすることができます。

行動ターゲティング

Web閲覧行動や検索履歴等から、それぞれのユーザーの興味関心を予測して広告を配信する手法です。
例えば旅行代理店の広告主が自社の海外ツアーの認知を獲得するために、“海外旅行に興味関心があるユーザー”をターゲティングして広告を配信するといったようにPRしたい商品やサービスに関心を持つユーザーにアプローチすることができます。

エリアターゲティング

配信エリアを絞って広告を配信する手法です。
例えば、分譲マンションの広告や学習塾の広告、あるいは外食チェーンの広告など、エリアに根ざしたビジネスを営んでいる広告主は多岐にわたると思いますが、そういった広告主にとっては必要不可欠な機能なのではないでしょうか。

なお、都道府県単位なのか関東・関西といった広域エリア区切りであるのか、などのエリア区切りの範囲については各媒体によって異なりますから注意が必要です。

6:クリエイティブの種類

純広告で配信できる広告クリエイティブは多岐にわたりますが、ここでは一般的なクリエイティブフォーマットの3つを紹介します。

バナー広告

純広告で掲載される最も一般的なクリエイティブの種類です。
“スーパーバナー”といわれる横長のバナーが思い浮かぶと思いますが、それ以外にも“レクタングル”といわれる正方形に近いものや、“スカイスクレイパー”といわれる縦長のものなどもあります。

動画広告

バナー広告ほど多くの広告枠はありませんが、動画を配信することができる広告枠もあります。
動画コンテンツの前やコンテンツ内にCMのように差し込むものや、バナー枠の中で動画が再生されるものがあります。

テキスト広告

シンプルなテキスト文だけの広告枠というのも存在しています。
ビジュアルでみせることができませんから、なかなか目立たないのですが、その分単価が安く抑えられているケースもあり、しっかり費用対効果をみて判断をつけたいところです。

7:主な媒体

ここでは代表的な純広告として、国内ポータルメディア2つの代表的な広告枠をご紹介します。

Yahoo!Japan ブランドパネル トリプルサイズ

https://www.yahoo.co.jp/

言わずと知れた国内最大のポータルサイトです。
一時期の勢いはありませんが、純広告を掲載するとなれば、現在においてもブランド・リーチいずれにおいてもまず選択肢として挙がる広告枠です。
広告枠としても、価格においても非常にインパクトがありますね。
なお、配信対象とするエリアと、配信するインプレッション数を絞れば数十万円からでも掲載が可能です。
また、Yahoo!Japanの広告枠は運用型・純広告含めて多様なメニューがありますから、各広告主に合わせた個別のプランニングが必要な媒体でもあります。

[当メニューの参考価格]
料金形態:imp保証
掲載期間:1週間(月曜日開始、日曜日終了)
価格:850万円~(~1.0円/1impあたり単価)
※価格改定等により実際の価格と異なる可能性があります。
上記記載の内容は参考として捉えていただき、詳細につきましてはお問合わせください。

MSN Japan ホームウインドウ

https://www.msn.com/ja-jp

Yahoo!に次ぐポータルサイトとしてあげられるのが、MSNです。
Yahoo!と比べるとブランドも利用者数も少し物足りないですが、運営はマイクロソフトだけあり、Windowsの標準ブラウザであるMicrosoft edgeのホーム画面はMSNが提供するフィードが掲載されており、インターネットのライト ユーザー層へのアプローチが期待できます。

[当メニューの参考価格]
料金形態:imp保証
掲載期間:1週間
価格:500万円~(~0.5円/1impあたり単価)
※価格改定等により実際の価格と異なる可能性があります。
上記記載の内容は参考として捉えていただき、詳細につきましてはお問合わせください。

例として主要な媒体を2つ挙げましたが、その他にも多様な種類の広告枠がありますから、詳しく知りたい方はぜひお問合わせ下さい!

8:純広告で成果をあげるためには

純広告の多くは「予約型広告」ですから、リスティング広告のように運用で効率化を図ることはできません。
しかし使い方次第でしっかり成果を上げることができる広告手法でもあります。
特にポイントとなるのは以下の2つです。

1:広告枠のプランニング

つまるところ、「どこの枠に出すべきか」ということですから、当たり前だ!と言いたくなると思います。
そうです、当たり前です。
当たり前なのに、実際にどんな面やどんなタイミングで広告を露出するとどういうレスポンスが得られるのか。といった点について、広告主は意外と理解できていないこともあります。

例えば、「ログイン後」に掲出するバナーやページ下部に掲出するバナー。
こういった普段隠れた位置に掲載されるバナーを嫌がる広告主は多いです。
しかしこれらの枠は「ユーザが一つのアクションを終えて、目的を見失っている」場合が多いことから、ユーザーの反応率が非常に高くなる傾向があります。
このように、純広告のプランニングは「ただ目立てば良い」という発想でプランニングしてはダメなのです。
広告主の目的や商品特性を考慮して適切な広告枠に掲載することで成果を上げることができるのです。

2:クリエイティブの検証

こちらも、当たり前のポイントですね。
掲載するクリエイティブは必ず複数本用意し、検証を行いましょう。
検証する際には各クリエイティブに対してしっかりと仮説を立てた上で制作することをおすすめします。
クリエイティブについては結局のところどれが良いのかをユーザーに直接聞いてしまうのが一番効率的です。
つまり、複数のバナーを実際に掲載し、その成果を比較することで、「ユーザーに直接聞いてみる」ができるのがインターネット広告の利点でもあります。

運用型広告のように「運用」による効率化が難しい媒体ですから、PDCAサイクルを諦めている広告主や代理店もあるかもしれません。
しかし、純広告こそ仮説検証の繰り返しによって成果を改善させることができる広告手法なのです!

ABOUTこの記事をかいた人

【プライムナンバーズ株式会社/代表取締役】 2006年 大手ネット専業広告代理店に新卒で入社。その後営業、SEMコンサルタント、分析・解析担当、プロジェクトマネージャ、コンサルティング部門マネージャを担当した後、プライムナンバーズ株式会社を設立。
Digimasでは広告関連記事からキャリア関連記事まで一通りの記事を担当。