リスティング広告のプロご用達!無料で使える便利ツール12選

皆様、普段の作業は効率化できていますでしょうか?
毎日行う作業、毎月行う作業、確認する部分が多い作業など、様々な業務に対して「質」「量」が求められ、それらを改善するためには業務の効率化が不可欠となります。
例えば、手作業だと1時間かかる業務に対して、ツールを使い30分で解決。その浮いた残り半分の時間を改善に使う時間に割り当てられます。
同じ業務であれば2倍の業務量をこなせます。

このようにツール活用による業務効率化は、車で例えると「燃料消費を効率化させるブースターを積んで、パワーとスピードを上げる」のようなものです。
本記事では筆者がおすすめするツールを重要度別にご紹介します。
まだ使ったことがない方は、本記事を読んで業務の効率化を図ってみて下さい。

目次
1:Googleキーワードプランナー、ディスプレイキャンペーンプランナー
2:Yahoo!キーワードアドバイスツール
3:AdWords Editor (アドワーズエディター)
4:Yahoo!スポンサードサーチ キャンペーンエディター
5:YDNキャンペーンエディター
6:Googleアナリティクス
7:Googleタグマネージャ
8:Yahoo!タグマネージャー
9:Googleトレンド
10:キーワードサジェスト
11:キーワード掛け合わせ作成ツール
12:タグアシスタント
番外:その他、筆者オススメ便利ツール

1:Googleキーワードプランナー、ディスプレイキャンペーンプランナー

【重要度:★★★】
キーワードプランナーの画像
GoogleAdWords内にある機能で、キーワードの「月間の検索ボリューム」「競合の度合い」「予想クリック単価」などのシミュレーションができるツールです。
GoogleAdWords内の機能であるため、アカウントの開設が必要です。
また2016年8月以降は一定の利用がない場合は「月間の検索ボリューム」の精度が下がる仕様に変更されたため、利用する際には注意が必要です。

主な利用シーンとしては

■キーワードの追加をする際に、競合が少なく単価の安いキーワードを探す

■現在入稿しているキーワードの類似キーワードを探す

など、キーワードプランナーという名の通り「キーワードを企画・提案」するために使います。

Googleディスプレイプランナーはキーワードプランナーのディスプレイ広告版になります。
対象となるサービスのキーワードやURLを入力することで、適した「キーワード」「興味関心」「トピック」「プレースメント」の候補と各プレースメント(URL)の掲載枠(サイズ)や掲載位置のプランニングをしてくれます。
候補となるプレースメントはURL単位でリストアップされるため、対象が多くひとつひとつ目視することが難しい場合は、ドメイン名で判断してそこから目視でチェックするのがおすすめです。

2:Yahoo!キーワードアドバイスツール

【重要度:★★★】
キーワードアドバイスツールの画像
GoogleキーワードプランナーのYahoo!版です。
こちらもアカウントに付いている機能であるため、アカウントの開設が必要です。
Googleキーワードプランナーを大きく異なる点としては、設定したキーワード及びクリック単価に対して、最大値と最小値の2種をシミュレーションしてくれる所にあります。

これらのツールは既存のアカウントに対する追加の提案以外にも、新規アカウント開設のための見積もりなどにもよく活用されます。
Google、Yahoo!各媒体の機能であるため、必ず使えるようにしましょう。
これらを使えばキーワードの選定・見積もり・シミュレーションの効率化UP間違いなしです!

3:AdWords Editor (アドワーズエディター)

【重要度:★★★★★】
アドワーズエディターの画像
普段アカウントへの入稿作業はどのように行っていますか?
管理画面から直接入力している方は「非効率」です。
もう一度言います。
「非効率」です。

このAdWordsEditorを使うことで飛躍的に業務を効率化することが可能です。

メリットを簡単に説明しますと

■オフラインでの作業のため無駄な読み込みがない(ネット環境がなくても対応が可能)

■一般的なショートカットキー(Ctrl+Cでコピーなど)が利用可能

■広告文やキーワードの一括入稿が可能

といった所になります。

特にショートカットキーが使えるのでコピー(Ctrl+C)や貼り付け(Ctrl+V)はもちろんのこと、置換(Ctrl+H)や元に戻す(Ctrl+Z)も可能なため、パソコンに慣れている人はサクサク作業が進みます。

但し、エディターでは設定できない機能もいくつかあるため、「これがあればもう管理画面を使う必要はないね!」とまではいきません。
大きなところでいうと、時間帯や曜日での比率調整(※)やリマーケティングリストの作成はできません。
将来的にはできるようになるのかもしれませんが、2017年11月現時点では一部の設定は管理画面上で行う必要がある。ということです。
(※)シェル機能を使うことで既存キャンペーンの設定をコピーすることが可能

▼GoogleAdWordsEditor ダウンロードはこちら
https://www.google.com/intl/ja_jp/adwordseditor/

4:Yahoo!スポンサードサーチ キャンペーンエディター

【重要度:★★★★★】
Yahoo!スポンサードサーチ キャンペーンエディターの画像
AdWordsEditorのYahoo!版ではありますが、Yahoo!は検索連動広告とディスプレイ広告ではアカウントが異なるため、こちらは検索連動広告のみの入稿補助ツールとなります。
できることはほぼ同じですが、こちらは表形式でできている部分が多いため、Excelデータで作った内容をそのまま貼り付けすることで、より簡単な入稿作業が行えます。

AdWordsEditorと比べると気になる点は

■データを別キャンペーン(広告グループ)に貼り付けた際に、適応キャンペーン(広告グループ)もコピーしているため、ここだけ変更する必要がある。

■Yahoo!では広告名の入力が必要であるため、重複していると広告エラーが出る

■AdWordsEditorに比べて設定項目が細かく分かれていないため、現在不要な項目などが多い(かなり長い横スクロールになる)

■PCスペックが低いと動作が重い

以上の4点です。

4項目は致命的なため、もし動作が重い場合はCPUとメモリが高いPCに変えることをおすすめします。
そして必ずOSは64bit版にしましょう。

▼Yahooキャンペーンエディター ダウンロードはこちら
https://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/yce/

5:YDNキャンペーンエディター

【重要度:★★★★★】
YDNキャンペーンエディターの画像
2017年1月にリリースと比較的新しいYahoo!ディスプレイネットワーク広告の入稿補助ツールです。
Yahoo!のツールではありますが、インターフェイス・使用感としてはAdWordsEditorに近いイメージです。
長い間YDNにはエディターがなく苦労をしていましたが、これからは大量の入稿が来ても大丈夫ですね。

▼YDNキャンペーンエディター ダウンロードはこちら
https://promotionalads.yahoo.co.jp/dr/ydn_campaigneditor/

6:Googleアナリティクス

【重要度:★★★★★】
Googleアナリティクスの画像
リスティング広告とは少し離れる機能ではありますが、連動することでGoogleAdWordsにこのアナリティクスのデータを利用したリスト配信をすることが可能になります。
サイトへ流入したユーザーの行動も踏まえたリストを作成できるため、より詳細なリストを作成することが可能になります。
また、リスティング以外のデータも分析できるため、自然検索で成果の良いランディングページの分析や、アトリビューション分析をすることによってリスティング広告の成果向上に役立てられます。
リスティング運用だけをしていると軽視しがちになってしまいますが、サイトへの流入後の分析も十分に必要なため、まずは使うことから始めてみましょう。

7:Googleタグマネージャ

【重要度:★★★★★】
Googleタグマネージャの画像
Googleが提供しているタグを一括で管理できるシステム(タグマネージャ)です。
頭文字を取りGTMとも呼ばれます。
広告やアクセス解析など複数のツールを使うとサイトへ貼り付けるタグが増えていき、「どのページにどのタグが貼られているか」がわからなくなりメンテナンス性が落ちてしまいます。

しかし、GTMを使うことで「htmlソースの修正が不要」になり、サイト管理者への依頼が不要、貼り付けミスの防止といったメリットを得られます。
GTMはどのページにも同じタグ貼り、オンライン上の管理画面で「どのページにどのタグを出すか」という条件分岐を細かく設定することで「コンバージョンページのみに出力するタグ」、「商品ページのみに出力するタグ」といった出し分けを行います。

テクニカルな設定をする場合、Javascriptの追加記述や正規表現の理解などが必要なため、難易度は高いですが、通常のリマケ、コンバージョンタグの貼り付けであればそれらを必要ともせずできますので、ぜひ導入をしてみましょう。

▼Googleタグマネージャ
https://www.google.com/intl/ja/analytics/tag-manager/

8:Yahoo!タグマネージャー

【重要度:★★★★★】
Yahoo!タグマネージャーの画像
前述のGTMに続き、Yahoo!が提供しているタグマネージャーです。
こちらはYTMと略されて呼ばれます。
こちらはYahooのリスティング管理画面からの作成になるため、アカウントの開設が必要です。
GTMはGoogleのサービスのみ簡易的な設定ができるのですが、YTMは日本で主流のツールや広告媒体のタグのテンプレートも用意されているため、GTMに比べて導入の敷居は低いです。

ここで「どちらのタグマネージャーを使った方が良いか」という質問が出てくると思いますが、一概にどちらが良いということはありません。
最終的にクライアントに共有するのであればGTMの方がアカウントの手離れが良いし、タグに付いて詳しくない場合はテンプレートが豊富なYTMなど、好みの問題です。
また、GTMとYTMは共存可能ですが、共にタグ管理の機能という点を考えるとどちらかにまとめる方が好ましいです。
但し「GTMの中にYTMタグ」を「YTMの中にGTMタグ」といった使い方は筆者の経験上、不干渉が起きる可能性が高くおすすめはできません。

9:Googleトレンド

【重要度:★★★】
Googleトレンドの画像
Googleのネットワーク上で対象のキーワードが時期毎にどれくらい検索されているかの傾向を分析するツールです。
キーワードを登録するときに旬のキーワードを探す、季節要因によるキーワードの検索傾向などを知る際に非常に有効です。
画像はコート(青)、水着(赤)、花粉症(黄)のトレンド分析になりますが、それぞれ検索される時期が異なっており、検索数が増える時期の予測ができます。
指標は選択しているキーワードの最大値を100とした時の割合のため、厳密な検索数などは表示されません。あくまでも傾向を知るためのツールです。

▼Googleトレンド
https://trends.google.co.jp/trends/

10:キーワードサジェスト

【重要度:★★★★】
サジェスト=検索エンジンで検索する語句の予測表示機能
こちらの機能を用いることで利用の多い語句を知ることができます。
前述のトレンドは時期要素による検索ニーズの分析でしたが、こちらは過去の検索数からニーズを知ることができます。
こちらでは筆者が利用しているサジェストサイトをご紹介しますが、「キーワード サジェスト」で検索すると数多くのサジェストツールサイトがヒットするため、興味がある方は他のサジェストツールも使用してみて下さい。
キーワードサジェストの画像
http://kouho.jp/

Googleのサジェスト以外にも、Amazonや楽天、Yahoo知恵袋などのサジェストも用意されています。
キーワードサジェストの画像2
http://www.gskw.net/
こちらもGoogle、Yahoo以外にYouTubeのサジェストも用意されています。

11:キーワード掛け合わせ作成ツール

【重要度:★★★】
複数のキーワードから作られるキーワードのパターンを自動で作成するツールです。
リスティング広告でのキーワード登録ではマッチタイプ別にキーワードの掛け合わせを作成す必要があるため、掛け合わせるキーワードが増えれば増えるほど作成するパターンは多くなります。
Excelなどを用いれば一定のパターンは作成できますが、3語の掛け合わせやキャンペーン名、広告グループ名なども考えると中々骨の折れる作業です。
キーワード掛け合わせ作成ツールを使えばそんな作業も不要。
抜け漏れなくフォーマットが統一されたリストを簡単に作成できます。

SEM cafe
キーワード掛け合わせ作成ツールの画像http://sem-cafe.jp/tools/keywords1

KARABINERキーワード掛け合わせ作成ツールの画像2

http://karabiner.in/

12:タグアシスタント

【重要度:★★★★】
サイトに貼られているタグのチェックツールで、主に新しいタグの動作確認などに活用します。
たまに他のタグを競合して貼られてあるものの動作していないケースもあったりするため、このようなツールを使うことで原因の特定をします。

Tag Assistant

タグアシスタントの画像1

Ghostery
タグアシスタントの画像2https://www.ghostery.com/

※共にGoogleChromeのアドオンとなるため、GoogleChromeでの利用となります。

番外:その他、筆者オススメ便利ツール

【重要度:????】
リスティング運用に直接関わりませんが、筆者が使っている業務効率化のツールを幾つか紹介します。
(URLはあえて載せませんので興味のある方は自分で調べて見て下さい)

Sakuraエディタ

テキストエディタ
置換以外にも矩形での領域選択、Grep、タブまとめなどができ非常に重宝しています。

ゆなカラーピッカー

カラー抽出ソフト
お気に入り登録もできるため、案件単位でカラーパレットを作成することも。
案件毎に資料のカラーテイストを変えるのに活用しています。

PettyCamera、WinShot

キャプチャーソフト
スクリーンショットの保存に活用。
PettyCameraは画像ファイルとして保存、WinShotはクリップボードに保存する用に活用しています。

Furikubo

リスト作成ソフト
フォルダをドラック&ドロップすると、フォルダの中にあるファイル名一覧をクリップボードにコピーしてくれます。
これにより、フォルダ中に含まれているファイル名一覧を一瞬で作成することができます。

Explzh

圧縮解答ソフト
様々な形式に対応しているだけではなく、「圧縮ファイル状態のまま、中にファイルを追加できる」「圧縮ファイルの中から一部ファイルだけを解凍することができる」といったファイルの取り扱いができます。
いちいち全ファイルの解凍をせずに「1ファイルだけ取り出す、追加する」といったことが可能です。

HTML Dual Viewer(スマホアプリ)

HTMLビューワー
スマートフォンからHTMLソースを確認するのに活用。

あみだくじアプリ

ランチの行き先に迷ったときにはこちらのアプリを活用。
行き先を考える時間の効率化にはかかせません。

最後に
筆者のおすすめするツール12選+αはいかがでしたでしょうか?
もし行っている作業に適応できるツールがありましたら是非試してみてください。
これまで時間のかかっていた作業も「早く」「正確に」「見やすく」終えることができると思います。
ツールの使い始めはまだ手作業の方が早いかもしれませんが、今ここで覚えておけば、毎日毎回の時短が最終的には大きな時間を節約に繋がります。

本記事が皆様の効率化に繋がれば幸いです。

ABOUTこの記事をかいた人

【プライムナンバーズ株式会社/コンサルタント 兼 フロントエンドエンジニア】
元PHPプログラマ。プログラム以外にもサイトディレクション、マークアップエンジニアとしてサイト制作300件以上の経歴を持つ。
現在はプライムナンバーズで運用型広告のコンサルタントの他に開発・技術関連の業務も担当。趣味はマインクラフト、猫が大好きで実家で飼っている猫は10匹以上。