第三の検索連動広告クロスリスティングのレモーラリスティングとは?

目次
1:レモーラリスティングとは?クロスリスティングとは?
2:レモーラリスティングの特徴
3:レモーラリスティングの入稿規定
4:キーワード登録をする際のポイント
5:サーチリターゲティング・サイトリターゲティング
6:導入検討するためのポイント

リスティング広告運用をしている皆様は「ディスプレイ広告より検索連動広告の成果が良いので他に一手ないか」「GoogleAdWords、Yahoo!スポンサードサーチ以外の検索連動広告はないのか」という悩みを一度は持ったことはございませんか?
本記事ではGoogleAdWords、Yahoo!スポンサードサーチに次ぐ、クロスリスティング社の「レモーラリスティング」をご紹介します。

1:レモーラリスティングとは?クロスリスティングとは?

レモーラリスティングはNTTコミュニケーションズの子会社であるクロスリスティング社が提供している検索連動広告です。

クロスリスティング社は、レモーラリスティング以外にも「クロスリスティング DSP」というディスプレイ広告配信やその他マーケティングツールの提供も行っており、ネット広告・マーケティングを行っている会社です。

公式サイトURL:https://www.xlisting.co.jp/Service/Remora/index.html

2:レモーラリスティングの特徴

大手ポータルサイトへの配信

GooやOCN、BIGLOBE、@nifty、excite、So-netなどの人気ポータルサイト30サイト以上と提携しているため、多くのユーザーへ配信する事ができます。
アドネットワーク配信にありがちな「意図しないサイトへの配信によるブランド毀損」の心配もありません。

独自枠とローテーション制による配信の保証

他リスティング広告の枠とは別に独自の枠を確保しているため、競合もなく掲載面を増やせるという大きな特徴もあります。
また、広告表示がオークション制でなくローテーション制であるため、同キーワードでの競合との掲載順位を争う必要はありません。

レモーラリスティングの特徴画像
共にクリック課金なので、コストは1クリック分にも関わらず掲載枠は2つ。

国内シェア第3位

レモーラリスティングのシェアはGoogle,Yahoo!に次ぎ国内第3位のシェアを持ち、リスティング広告との併用をしている企業は約8割あることから、第三の検索連動広告と呼ばれたりもします。
これら特徴から、レモーラリスティングは「安心」な配信と「簡単」な運用ができる「実績」あるリスティング広告であることがわかります。
ここからはレモーラリスティングを実際に導入するにあたり、いくつか押さえておくべきポイントや入稿の規定をご紹介します。

3:レモーラリスティングの入稿規定

冒頭にもある通り「GoogleAdWords」「Yahoo!スポンサードサーチ」の次の一手として、リスティング広告運用経験者向けにレモーラリスティングの入稿規定を紹介していきます。

広告文作成ガイドライン

広告文(PC向け)
タイトル:全角15~40文字以内
説明文:全角50~75文字以内

ショート広告文(スマートフォン向け)
タイトル:全角15文字以内
説明文:全角34文字以内

使用文字の制限について
ひらがな・カタカナは全角のみ使用可
英数字は全角半角共に使用可
スペースは半角のみ使用可、連続使用は不可
記号の連続使用は不可 例:<<商品名>>
本来とは異なる利用方法は不可 例:\お買い得/
感嘆符「!」疑問符「?」はタイトル・説明文に最大2個までの使用、連続使用は不可 ※半角の!?の利用のみ可

広告の表現方法について

タイトルと説明文の関係
タイトルと説明文はそれぞれ独立した表現とした内容でないとならない。

掲載NG例:

月額100万円からの予算で成果の出るリスティングのことなら○○○○へ!/今ならアカウント開設初期費用0円。お気軽にお問合せ下さい。

アフィリエイトサイトの広告
アフィリエイトであることを明記する必要がある
※説明文末に(提携)の文字を追加することが推奨されている

掲載例:

月額100万円からの予算で成果の出るリスティングなら

小数精鋭の○○○○だからこそ出来る質の高い運用型広告/今ならアカウント開設初期費用0円(提携)

成人向け、アダルト要素を含む商品・サービス
独立して認識できる表現を明記する必要がある。
※(18歳未満の利用不可)、(18禁)など

根拠を要する表現

「最高」「最大」「絶対」の表現利用
公正・客観的である事実・根拠がサイト内に明記されている必要がある

例:「日本最大の~」「業界No1の~」

数字を利用した表現
広告文に記載されている数字がサイト内に明記されている必要がある。

例:「創業○周年」「全国店舗数○○店」

掲載不可表現

■サービス内容が不明確・内容に関連性がない場合
■同じ語句・フレーズの連続使用
■URL、Email、住所、電話番号などの連絡先を広告文に使用

その他、使用可能な記号などについては公式サイトの規定をご確認下さい。

4:キーワード登録をする際のポイント

リスティング広告運用者が特に気を付ける必要があるのがキーワードの登録になります。

主軸ワード入力
キーワードアドバイスツールでサービスの軸となるキーワードを入力し、掛け合わせとなるキーワード候補を自動でピックアップ。

キーワード選択・入力
登録したいキーワードを1行ずつ記載。

登録時の注意点
GoogleAdWords、Yahoo!スポンサードサーチにあるようなキーワードの「マッチタイプ」という登録方法はなく、登録キーワードと完全一致した場合に「完全一致」、登録キーワードを含むワードが一致した場合に「フレーズ一致」として認識されます。
また、完全一致で認識された方が優先されます。
その他「表記ゆれ」の概念はないため、「見積もり」を登録する場合は「見積り」も、「ウェディング」を登録する場合は「ウエディング」などの表記ゆれとなるキーワードの登録も必要となります。
スペースによるキーワードの区切りの有無も含めたマッチタイプの例を以下にまとめております。

キーワード登録をする際のポイントの画像

「マンション 購入 新築」のように同一条件のキーワードが複数ある場合は、より登録のキーワード順に一致しているかで順位が変動します。

5:サーチリターゲティング・サイトリターゲティング

レモーラリスティングにはリターゲティング広告があり、大きく分けて「サーチリターゲティング」と「サイトリターゲティング」があります。
サーチリターゲティングは「ユーザーの検索傾向を元に」、サイトリターゲティングは「ユーザーのサイト訪問履歴を元に」広告配信を行います。
これらを活用することで購買意欲の高いユーザーへアプローチすることができます。

サーチリターゲティングの特徴

ユーザーの検索ワードを分析して行うターゲティング広告。
過去に対象のキーワードを検索したユーザーが、サーチリターゲティングが配信される枠のあるサイトへ訪れた際に広告が掲載される。
サーチリターゲティングの特徴の画像検索結果ページでクリック率が10%だった場合、9割のユーザーにはアプローチができておりません。
サーチリターゲティングを用いることで、残り9割のユーザーへ再アプローチする事が可能です。

サーチリターゲティングの設定
ターゲティングの単位:キーワード、カテゴリの2種から設定可能。
キーワードは設定したキーワードをターゲティング出来るためポイントを絞ったターゲティングが可能。
カテゴリはキーワードに比べて幅広くリーチ出来るため、運用に手間がかかりません。

広告文:コンテンツ面への配信となるため、ショート広告文を推奨。
(タイトル15文字、説明文34文字)
※配信先の設定により全文表示されない可能性もあります。

サイトリターゲティング

過去に広告主のサイトに訪れたユーザーへ再アプローチするターゲティング広告。
サイトリターゲティングの画像

既にサイトに訪れている事から「商品を知っている」「購入検討している」ユーザーへの配信であるため、確度の高いユーザーへの配信が可能です。

サイトリターゲティングの設定
ターゲティングの単位:ターゲティングルール
サイト訪問者をURLなどでセグメントしてターゲティングルールを作成。
※事前に広告主のサイトにサイトリターゲティングタグを設置する必要がある。

広告文:コンテンツ面への配信となるため、ショート広告文を推奨。
(タイトル15文字、説明文34文字)
※配信先の設定により全文表示されない可能性もあります。

効果的な使い方

サーチリターゲティング(キーワード)
検索連動広告でのクリック単価が高い、または競合が多く掲載の機会が少ない場合に有効。
→ユーザーが検索をすることでターゲットとなるため、自社の検索連動広告が掲載されていなくてもサイト誘導が期待できる。

サーチリターゲティング(カテゴリ)
検索連動広告でのキーワードで軸となるキーワードと掛け合わせるキーワードの数が多く、すべての登録、入札調整が難しい場合に有効。
→注力するキーワード以外をサーチリターゲティング(カテゴリ)で登録することにより、数多くあるロングテールキーワードも押さえることができる。

サイトリターゲティング
一度サイトに訪れたユーザーであるため、既に商品・サービスの内容を理解している前提として、行動喚起フレーズを含めたクリエイティブを用いる。
誘導先もトップページではなく、サービス紹介やCVに近しいページをリンク先として用いる。

6:導入検討するためのポイント

ここまで読んでいただきレモーラリスティングを使ってみようという気持ちになりましたか?
最後に、導入検討するためのポイントを紹介します。

検討ポイント1

GoogleAdWords、Yahoo!スポンサードサーチの掲載結果より、検索パートナーからの流入が多い(CV獲得がある)
掲載サイトはGooを始めとした大手ポータルサイトであるため、既に検索パートナーでの成果が高い場合は導入をおすすめします。

検討ポイント2

GoogleAdWords、Yahoo!スポンサードサーチでBIGワードのクリック単価が高騰している。
上記2媒体と比べて流入数は少ないものの、共にクリック課金のため、安く流入が得られます。
流入数が少ない場合は、リーチするキーワードを増やすためにキーワードアドバイスツールを活用してみましょう。

検討ポイント3

ポータルサイトからのアクセスが多い場合。
アクセス解析ツールなどを用いて、ユーザーの流入元を調べるというひと手間はかかりますが、一定数いるということは広告を用いることで更なる流入を稼げることが想定できます。
ポータルサイトを活用する方は比較的Webに疎い方が多い傾向(PC購入時に設定されているブラウザやトップページをそのまま用いるため)があるため、商材やターゲットも検討材料として含めるとより良いと思います。

まとめ
レモーラリスティングについて簡単に説明しましたが、特徴や活用法は理解できましたか。
キーワードや商材、ターゲット次第で向き不向きはありますが、もし当てはまる場合は一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

ABOUTこの記事をかいた人

【プライムナンバーズ株式会社/コンサルタント 兼 フロントエンドエンジニア】
元PHPプログラマ。プログラム以外にもサイトディレクション、マークアップエンジニアとしてサイト制作300件以上の経歴を持つ。
現在はプライムナンバーズで運用型広告のコンサルタントの他に開発・技術関連の業務も担当。趣味はマインクラフト、猫が大好きで実家で飼っている猫は10匹以上。